
スポーツ賛歌
高橋長吉(高19回)
母校掛西の思い出と言えば、野球部の活躍。昭和39年8月10日、甲子園球場のアルプス席で校歌を聞く栄誉を体験しました。翌々年には県大会の決勝戦で、惜しくも逆転負けした試合が思い出されます。
今年はイチロー選手がアメリカ大リーグでMvpに輝く大活躍をしました。身体能力、体力共に劣ると感じられていた日本人も、天分もさることながら、努力、工夫で世界の頂点に立つ可能性が実証された気になり、たいへん嬉しく思いました。
私は、最近剣道の魅力に取りつかれ、勤務先の中学校の生徒と一緒になって汗を流したり、静岡市内の愛好者の皆様と剣を交えたりと楽しく稽古に励んでいます。
剣道の良さの一つは、自修自得でしょうか。他から強制されることなく、自分で創意工夫し、相手と上手に調和する中で、納得のいく技を繰り出すこと。自分の心が動いて、その隙を打たれたときは“しまった”と思います。
また、いろいろな職業や年齢の方と知己となり、生活空間が広がる気もします。
静岡市剣道連盟の林学会長など、70歳半ば過ぎのお年とはとても思えない剣捌きで、高校生から私たち社会人に至るまで、お相手下さいます。
「鍛錬」とはこのようなことをいうのかと実感させられます。
今後も楽しく精進を、と思っています。
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